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  • 執筆者の写真y-chan

2018年7月14~16日 燕岳~常念岳 縦走

更新日:2020年7月25日

燕岳(2,783m)~常念岳(2,857m)縦走 長野県 晴れ 11名

 

*前日(7月13日)*

福井(21:30)…糸魚川…穂高駅駐車場 *1日目(7月14日)* 駐車場(4:50)バス…中房温泉登山口(7:15)…合戦小屋(10:25~11:00)…燕山荘(12:15~13:18)…燕岳 頂上(13:45~14:25)…燕山荘(14:57)

*2日目(7月15日)*

燕山荘(6:00)…切通岩(8:55)…大天荘(9:35~50)…大天井岳(10:00)…大天荘(10:45)…横通岳(13:14)…常念小屋(13:45)

*3日目(7月16日)*

常念小屋(3:30)…常念岳山頂(4:45)…常念小屋(5:55)…常念乗越(7:00)…一ノ沢(10:30)…しゃくなげの湯…福井

 

*1日目(7月14日)*

昨年雨でお流れとなったので再度の山行、今年は全くお天気の心配は無さそうですが、暑そう!

前夜発と言うことで、21時半に集合。

レンタカーのワゴン車に9名女性ばかりと三国のK夫妻の乗用車で一路高速を飛ばし、糸魚川から穂高駅の近くの駐車場に到着。 高山回りの予定だったが先日の豪雨で、一部良くない所があるらしく変更。 駐車場はほとんど満杯に近く、連休とあって全国各地からの登山者で込み合うことは必須でしょう。

少し休んでから支度をし、一番のバスを待ちます。

3台目のバスに乗車でき、中房温泉まで1,700円也。


長蛇の列 中房温泉の登山口に着いても人、人、人…。 トイレも長蛇の列、なかなかスタート出来ません。


第一ベンチ~第三ベンチと休憩場所。 11名もいると足の強さは違うので3班に分かれ、健脚組4名はあっという間に見えなくなりました。

私は中間組3名でのんびり進みます。


樹林帯の中を歩き続けることしばし、暑いが谷から上がってくる風は涼しく、身体を冷やしては進みます。

とにかく登山者が多く、速い若者を先に行ってもらったり、下山してくる方々を待ったり、時間はかかります。

高度が上がりやっと木々の間から周りの山々が見えるようになりました。


合戦小屋

ここの名物はスイカ♪食べないわけはありません。 一切れ800円は高いが大きいのでAさんと半分づつにして分けて食べました。 昔、来たときは秋だったので無くて、やっと食べれました(^O^) どれだけのスイカが今日一日で登山者のお腹に消えたのでしょう?


小屋を過ぎると樹林帯を抜けて暑くなりますが、景色はどんどん良くなって・・・



道中、いろいろお花はありましたが、今回の主役は北アルプスの眺望です。 それでもチングルマは大好きな花なのでご登場願いましょう。


燕岳が見えて来ました!


槍ヶ岳も顔を出してきてくれました。


ハクサンシャクナゲ

常念の間までもずっとハイマツに守ってもらっている感じで咲いていました。


小屋が見えだしてからが長かった!最後の階段の辛い事!

以前はテント場の方から上がって来た記憶がありますが、今は小屋の後ろ側、つまり冬場のルートらしいコースで上がって来ました。

何でも以前の路は不都合な箇所があるらしいです。


燕山荘からの燕岳、いい眺めです。テント場はカラフルな色で埋め尽くされ満杯。

先行の4名はもう頂上に行っているはず。

私達は部屋に案内してもらいしばらくお昼寝、嬉しい事に部屋は私達11名貸切、気兼ねなくおしゃべりも着替えも出来て、今夜もゆっくり寝られそうです。

調子が悪いというIさんには横になってもらって、私とAさんは頂上に向かいます。


花崗岩の山、白い砂礫とハイマツの緑が美しいこの山のお花と言えばコマクサ!


どうしてこんな場所で生きていかれるのと思う程、砂礫の斜面で頑張ってます。

手前の白い斜面にはコマクサ、花崗岩のオベリスクにバックは槍から穂高。


ミヤマハンショウヅル


燕岳頂上

若者たちはインスタ映えする写真を夢中になって撮っています。 私も若者にならって槍を指差す後姿を撮ってもらいましたが、さまになりません(-_-;)


北燕岳にむかう稜線


イワギキョウ

この花も岩から根を出しているのと思う程過酷な場所で生きてます。


有名なイルカ岩


夕日

素晴らしい初日でした、明日も元気に歩けますように。


小屋は満員の様で食事は何回にも分けての提供、オーナーの赤沼さんのお山の話とホルンの演奏があって次の方が待っているのでそそくさと部屋に。

私はぐっすり眠れました。


*2日目(7/15)*

今日も晴れ~!

支度を終え山荘前で記念写真を撮ってもらいまず大天井に向けてスタート。


白い斜面には小さなコマクサが咲いてます。

今日は右手にアルプスの展望を欲しいままに歩けます。

アップダウンがありますが、涼しい風が上がって来て気持ちよく歩けます。




ここだけニッコウキスゲが咲いていましたね。


本当に良いお天気で、自称晴れ女さん二人もいて有難う!


後続の仲間たち 景色楽しみながらゆっくり行こうね~



切通岩

唯一短い鎖と梯子のある箇所です。ここも渋滞でした。



歩いて来た稜線


大天荘に到着、ここで軽くパンなどを食べて小休止。

ザックを置き大天井岳(2,922m)を往復。


ここからガラガラした上を歩いて行きます。


頂上からの展望  素晴らしい♪


歩いて来た稜線と奥に見えるのは・・・


コース唯一残雪のあった地点、奥にこれから向かう横通岳(2,767m) 雪があればもうここで休むべし、敷物しいて、雪を掘って飲み物入れて冷やしましょう。


今回、お花はまあまあでしたが、ここはハクサンイチゲとシナノキンバイの群生が見れました。


奥に常念岳(2,857m)が見えてますが、小屋は何処に?なかなか見えてきません・・・

やっと常念乗越が~!

それにしても常念岳は存在感がありますねえ。 下る事しばし、樹林帯に入り小屋の赤い屋根はまだかまだかと降りて行くと、キャンプ地があり右手少し下った所に小屋が見えました。

長い長い行程が終わりました。


健脚組が待っていて、部屋を案内してくれてすぐ常念岳頂上に行くと言います。 なんと皆さんお元気な事だろう!全く違う! 今夜も一部屋あたりラッキー♪、ゆっくり着替えをして後続の皆さんを待ちます。 暇なので大きなアイスモナカを買って食べながら小屋の前で待ちます。

今時は生ビールは当たり前、ここではアイスまで売っているんですね。 夕食は混んでいるので飲むのはお部屋でと言う事でさっさと食べて引き揚げてお部屋でのんびり、一人一枚お布団もいただけ、今日もぐっすり眠れました。


*3日目(7/16)*

薄暗い中起きてヘッドランプを付けてスタートです。

ずっと岩と瓦礫の歩きにくい道が続きます。

途中ご来光ですが雲がすこしあり、残念ながら綺麗な日の出を拝むというわけにはいきませんでした。

富士山や南アルプスなどは頭を出していましたが、ご来光の当たる北アルプスが赤く染まる・・・という図は臨めませんでした。

頂上からは遠くの山々まで見えて素晴らしいのですが、狭いので少し降りて記念写真をパチリ!

さあ、朝食に間に合うように降りましょう。

重いザックを担いで急登を登って来られる方がた、蝶ヶ岳に向かうのでしょうね。

気を付けて~。


祠のある山頂

梓川も見えてます。


富士山方面





ここから下山開始。

一ノ沢まで5.7kmとあります。


ずっと沢の脇を歩いたり、丸太の橋を渡って高巻に樹林帯の中を歩いたりです。 沢の冷たい水でタオルを濡らして冷やしながら、予約したタクシーに間に会うように皆さん頑張りました。


健脚組4名は一足早くタクシーで駐車場に行き車を回収、私たち残り7名はジャンボタクシーで直接しゃくなげの湯に。

車を降りると下界の暑さにビックリ! 福井からのメールで、暑くて外に出る気にならないと書いてありましたが、福井はもっともっと暑いんだろうな。 水風呂に入り、火照った足など冷やし三日間の汗を流し、白馬の道の駅で美味しいお蕎麦を食べて帰福。

今回、若い方々に企画から予約、運転まで全部お任せで本当に深く感謝、感謝!

楽しい夏の思い出を作ることが出来ました。

皆さん有難うm(__)m

 

一日目をアップして、その後2~3日目と抜けた部分など補足してアップしたつもりが全く出来てないよ、と言われてびっくり!

スマホを見ると確かに何もアップされていません。 そんなぁ~、とパソコンの前に座ります。

以前まではスマホから投稿出来たのに、このブログのサイトとスマホが連動しなくなり、仕方なくデジカメとパソコンでアップしています。 画面を見ると更新中のようなそうでないような・・・ いろいろ触ってもダメで、結局一度閉じたら2~3日目からの文も画像もすべて消滅しているではありませんか!

保存したはずなのに…と言っても今さらしょうがなく、又やり直し。 暑いのに~と思ったのは私だけでなく、パソコンも暑くて嫌になったのね、と思う事にしましょ。

取りあえずで、そのうち少しずつ書き足します。

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