南竜~別山(2,399m) 石川県白山市 晴れ 2名
*日帰り*
福井(4:00)…別当出合(6:00)…中飯場(6:37)…甚ノ助避難小屋(7:45)…分岐(11:15)…南竜(8:38)…赤谷(9:00)…天池(10:05〜11:20)…別山(11:40)… 天池(12:50〜13:55)…南竜(14:15〜14:48)…甚ノ助(15:00)…別当出合(16:13)…福井
山の会の計画は雨や台風で流れに流れてもう3回だか4回だか延期になっています。
その間私は1ヶ月半ほど夏眠中でしたが、もう目覚めなくてはいけないと京の宮と2人で出かけて来ました。
日の出が遅くなりまだ中秋の満月が煌々と照らす中を白峰に向けて車を走らせます。
今日は市ノ瀬ストップでなく別当出合まで入れます。
今日のコースを考えるにあたって、チブリ尾根に降りるなら車2台でとしていましたが、御舎利からチブリの避難小屋までの下りは好きになれないとの意見があって往復することにしました。
行ける所まで行って引き返せばいいじゃないかと…。
う~ん、どこまで歩けるかな~(-_-;)
平日は人が少なくていいです。
今はお花の季節では無いが、残ったアキノキリンソウやヤマハハコの間に綺麗な紫のトリカブトが見られます。
ポイントポイントで休憩を入れながら快調に南竜に到着。
ここもチシマザサが増えているのではないでしょうか。
一度下って赤谷で水分補給をして、これからの油坂に備えて大福をパクリ(^O^)
ガラガラと歩きにくい道をジグザグと登り高度を上げて行くと、白山の姿が大きく見渡せ、岐阜県側に目をやると、北アルプスの峰々がいつもより近くに見えます。
2,000~2,500m辺りの薄いモヤった雲がグラデーションを作りだし、何とも言えない美しい眺めなのです。
これから歩く稜線。
いいお天気!
甚ノ助の小屋。
奥には福井の山々。
橋を渡してと言いたくなる下り。
赤谷。
南竜の小屋と御前峰。
槍~穂高~乗鞍。
天池。
天池からはまた下ってあのジグザグを登り返し。
乗鞍に御嶽。
右側、御舎利山。
最後、御舎利山の登り。
最高に良いお天気♪
前夜お泊りで別山まで行ってきたと言う男性2人に途中会っただけで、誠に静かで穏やかなコースです。
ですが、長く歩いていない私にはアップダウンの繰り返しはきつい!
私がじっとしていた間に京の宮は立山の大日三山と三の峰を満喫、快調でずっと私に付き合わせては可愛そうなので、もう先は見えているし一本道なので先に歩いてもらいます。
ぐいぐいと高度を上げて行く姿は勇ましくすら感じます。
心臓の弱い私はバクバクしない程度に抑えて、ひたすらトボトボと情けないです。
何とか御舎利と別山の分岐に到着。ああ~来れて良かった(^_^)v
別山の頂上には石川からの男性1人と、岐阜からで石徹白から登って来たと言う若い女性が1人。
え~!石徹白から!
銚子~三の峰までは歩いたことがありますが、別山までつないで日帰りとはすごいですねぇ。
手前は大屏風。
分岐。
のんびりしていたいところですが、日暮れが早くなっているのでさっさと食べて12時前に下山開始。
市ノ瀬までひたすら下る方が速いかもしれませんが、右手に北アルプスを前には白山の姿を眺めながらの稜線歩きを楽しんで降りるのもいいかもしれません。
まだ紅葉には早いですが、そろそろ草紅葉が始まっている所もあり、赤い実を付けた木々や花も目立ちます。
今年豊作だったコバイケイソウは焦げ茶色になりカサカサと乾いています。
その中に実がふっくらと入ったニッコウキスゲの姿も沢山目立ちます。
オオカメノキと三方崩山。
ナナカマド。
シラタマノキ。
ミヤマリンドウ。
天池にて。
南竜ヶ馬場。
トリカブト。
アカモノ。
ゴゼンタチバナの実。
日差しが強くなって来ているが、真夏と違い汗のかきかたが全然違い楽です。
帰りは誰にも会わず、天池と赤谷で休憩して南竜に戻りました。
南竜の小屋辺りには今夜お泊りの登山者が少し、泊まれたらどんなにいいでしょうね。
小屋の前でしばらく休憩して、さあ頑張って下りましょう!
途中思ったより沢山の登山者が上がってきます。
こんな時間に登りは暑くて大変でしょう。
大体予定通りに別当出合に到着、終日良いお天気で充実した一日となりました。
別当出合~南竜間4.9km+南竜~別山間4.7kmを往復で今日は19.2km歩いたことになります。
チブリ尾根を降りてくるのと距離的にあまり変わりません。
今日、こうしてパソコンに向かっていても疲れはあまり無いし、筋肉痛もありません。
まだしばらくは山に登れそうかな?
京の宮さん有難う!!
ただいま〜
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